PDFには必要以上の余白が入っていることがよくあります。片側に黒い帯が入ったスキャン、余白の巨大な学術論文、空白の縁ごと書き出されたスライドなどです。クロップは表示されるページを意味のある領域まで切り詰め、とりわけ1ミリの余白が可読性に直結するスマートフォンやタブレットで文書をずっと読みやすくします。
このツールはPDFのCropBoxを設定する方式で動作します。1ページ目に矩形を描くと、同じ比率の領域が文書のすべてのページへ適用されるため、ページごとではなく文書全体で一貫した余白が切り取られます。
クロップはブラウザ内でpdf-libが適用します。論文、契約書、社内レポートが処理のためにアップロードされることはありません。
-croppedを付した1ファイルとして保存されます。この点は明確に理解しておく必要があります。PDFのページには用紙全体を示すMediaBoxと、ビューアーが表示する範囲を示すCropBoxがあります。CropBoxを設定するとはビューアーに「より少なく見せよ」と指示することであり、その外側の内容はファイル内にそのまま残っています。PDFエディターでCropBoxを戻せば誰でも復元できます。
余白を整える用途ならこの挙動は利点です。何も破壊されず元に戻せます。しかし機微な情報を隠すために切り抜くのであれば重大な問題です。クロップを黒塗りの代わりに使わないでください。内容を恒久的に取り除くには、PDF→JPG変換でページを画像にしてから、その画像で文書を作り直してください。表示領域の外側にあったものはすべて完全に失われます。
いいえ。CropBoxを設定してビューアーが表示する範囲だけを変え、下層の内容はファイルに残ります。PDFエディターがあれば誰でも元に戻せます。
いけません。安全ではありません。切り落とされた内容は復元可能です。恒久的に取り除くには、切り抜いたページをPDF→JPG変換し、その画像からPDFを作り直してください。
いいえ。1つの矩形が比率としてすべてのページに適用されます。余白を一貫して整えるにはそのほうが適しています。ページ別に切り抜くには、まず文書を分割して個別に切り抜いてから結合してください。
矩形は1ページ目に対する比率として保存され、各ページの寸法に合わせて換算されます。したがってサイズの異なるページも、絶対値ではなく相対的に同等な量が切り取られます。
はい。ラスタライズは一切なくページのボックスが変わるだけなので、テキスト・リンク・ベクターグラフィックスはすべて完全に保たれます。
いいえ。PDF.jsがプレビューをレンダリングしpdf-libが新しいページボックスを書き込み、いずれもブラウザ内で実行されます。